歯周病は、世界で最も蔓延している病気としてギネスブックにも記載されています。
歯周病とは簡単に言えば磨き残しや喫煙により歯周組織(歯茎や骨)に炎症が起き、歯肉が腫れ歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。歯周病になると、歯茎が腫れ、歯を支えている骨が少なくなり歯が揺れ始め痛みでよく噛むことができず、放置しておくと抜歯になってしまいます。
歯周病菌を減らすことで歯周病を改善し、歯をなるべく残す治療を提案します。
虫歯で歯を失う確率(約30%)よりも歯周病で失う確率(約40%)の方が高い病気ですが、初期には自覚症状がないため、どうしても発見が遅れがちになります。
歯周病の治療は、スケーリングや薬剤などを使用して菌数をコントロールすることが基本です。ただし、症状によっては外科的処置を行うこともあります。歯の根っこ奥深くに付いた汚れを取り除くには、相当の時間と根気が必要となります。いつまでも丈夫な歯と歯茎を保つためには、歯科医院での定期健診と毎日のしっかりとした予防ケアが欠かせません。
歯周病・予防歯科